奥飛騨温泉郷福地温泉
峠道を走り平湯温泉を越え、『湯元長座』の前で車のウインカーをいれると、さらに坂を下ったところではっぴを着た人が大きく振りかぶり、駐車場へ私達を案内。案内されるままに車をすすめると、普段なら絶対止めないような特A級外車の横に止めることになった・・・。そろりそろりと車を止め、宿の人に名をつげると、木造のバス停の待合室のような所に案内された。「おや?」と思い中をのぞくと、そこから奥へとゆるやかな石畳の渡り廊下が続いていて、長座の紋が入った小さな提灯が並んでいるのがみえた。そこをのぼると宿のロビーへ出れることがあとで分かった。途中、石うすのようなところへキュウリやトマトが流水にさらされながら浮いているのを案内してくれた宿の人が「いつでも召しあがれるようにしてあります」と教えてくれた。さりげない演出が私達の心をなごませてくれた。
日本秘湯を守る会
正面玄関では日本秘湯を守る会会員らしく、「日本秘湯を守る会」の大きな提灯が出迎えてくれる。ずっしりとした黒い柱にささえられた玄関口をはいるとそこはまさに和の世界だ。古いけれど手入れのいき届いた磨かれた木のイスやテーブル、柱や廊下でさえも古さを感じさせない木のぬくもりと美しさがそこにはあった。
おどろきの部屋
部屋に案内されてびっくりっ!なんと、部屋が3部屋と廊下、それに囲炉裏部屋まであり、うちより広いのでは?奮発して3万(一人あたり(ー_ー)!!)程の部屋にしたがこんなに部屋が多く立派とは思いもよらなかった。いつものギュウギュウ川の字で寝ずとも、ここなら一人1部屋で寝れると思ったが結局、一部屋で川の字で寄り添って寝たところが庶民たるゆえんか・・・意味ないよね(-_-;)
絶品の飛騨牛
朴葉味噌焼きや牛さしなどご飯がすすむ。いろりで焼くイワナや五平餅も奥飛騨の郷愁あふれる味で豪華かつおいしい!アルコールがあるとさらに食がすすむとばかりに、地酒を一本、冷酒でいただく。地元の郷土料理を地酒をくいっとやりながら食する。美味いっ!まさに最高のひと時(*^_^*)
露天風呂
湯元長座では内湯も解放感があり、木の香りのする木造作りで外の景色も楽しめる。少し歩いて「かわらの湯」へいくのも風情があります。手入れのいきとどいた露天風呂は、広さも申し分なく自然のなかでありながらも『おもてなしのこころ』が感じられます。
混浴❤(・・・家族風呂でした❤)
家族で入るのに申し分ないくらいの広々した木造の内湯と露天風呂。心地よさに自然とほころぶ家族の顔が最高の思い出にかわります。
朝風呂も堪能し、美味しい朝食を食べいざ穂高ロープウェーへ出発!と思ったら、駐車場で特A級外車(--〆)にはさまれ肩身を狭くしているマイカー(国産)が(^_^;)
結果・・・どちらも品の良い老夫婦ですぐにどけてくれました(^_^)/~
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