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『写経体験は奈良か京都のお寺』
正座が苦手な私は、椅子席もある奈良薬師寺と考えたものの、きっと他のお寺でも椅子席はあるだろうからと、今一度調べることを決意。
すると、京都に拝観料・抹茶・お菓子代含み1,500円の泉涌寺別院 雲龍院があることを知り、しばらく悩むことに。
雲龍院と言えば朱墨での写経で知られており、現存最古の写経道場としても有名。写経後の庭園をみながらのお抹茶とお菓子も評判がいいようです。
奈良だと、大仏殿がある東大寺 写経1,500円・写仏3,000円(自宅で書いた場合奉納料)
東塔のある奈良薬師寺 写経2,000円(要予約)
などが有力候補に。
※費用が変わるかもしれませんので、事前に各寺へお問い合わせください。
東大寺の写仏
奈良東大寺には、写経と同じく写仏という、仏さまを描きうつす事により功徳を積むというのがあります。
写経セット
写経用紙に手本が書かれてあり、写仏の場合もお手本があります。また、絵具も用意してもらえます。
■ 奈良東大寺では、写経・写仏を大仏さまの胎内にお納めして、心願成就を祈願してくれます。
■ 奈良薬師寺では、写経を永代供養してくださるそうです。
■ 雲龍院でも同じく心願成就を祈願してくれます(記念に持ち帰ってもいいそうです)
『雲龍院・龍華殿で写経』
いろいろ考えた末、雲龍院で写経することに決めました。
雲龍院への行き方はいろいろありますが、私は京阪電車で行ってきました。東福寺駅からこの門まで10~15分でしょうか(私は、かなり遅足)かかりました。ちょっと遠回りをしたのかもしれません。
門をはいってすぐ、案内版で雲龍院の場所を確認して坂道を登る事5分、つきあたり右手の駐車場を横目にさらに看板の案内に従って進むとすぐそこに雲龍院がありました。
衆宝観音さまを左にみつつ進みます。
受付をすませると、まずはじめにトイレをすませるようにすすめられます。
ひとたび写経をはじめれば1~2時間かかりますから念のために行く事にしました。
トイレに行って驚いたのがその眺めの良さでした。
『写経道場・龍華殿』
雲龍院の写経道場は、先に述べたように日本現存最古の歴史ある写経道場です。
龍華殿で使う写経机には、後水尾天皇より御寄進された歴史ある貴重なものが残されており、数に限りはありますが実際に使用もできます。せっかくなので今回使わせていただきました。
朱墨の写経、これでだいたい50分かかりました。最終的に写経の完成に90分かかりました。うん十年ぶりの写経にしては、まずまずといったところでしょうか。ところでこの写経机は、昔の人の背に合わせて作られていますので、今は現代人用に高さ調整の台の上にのせて使用しています。もっとも、最初の20分で正座を崩すような私には、あまり関係ないお話ですが・・・^_^;
※椅子席もありましたので正座の苦手な方、できない方も安心して参加できます。
『枯山水・砂紋に徳川慶喜御寄進の灯篭が!』
もともと孝明天皇陵にあったものですが、なぜかここ雲龍院の霊明殿まえに砂紋でつくられた菊のご紋中心に!その謎はぜひ雲龍院へ行って解き明かして下さい。今回は内緒にしときます(*^_^*)
『写経後に抹茶とお菓子をいただく』
いよいよ、お楽しみの抹茶とお菓子です。ほど良くおなかも空いてきたころなのでちょうどよかったです。中はあんこたっぷりで、それでいてしつこくなく大変美味しかったです。お部屋は、庭園を囲むように配置された部屋のなかでも人気の『悟りの間』が空いているからと薦められるままにその部屋にしました。あとで知りましたが人気の部屋だったらしく運が良かったです。
『雲龍院・悟りの間の不思議』
「悟りの間」の「悟りの窓」は、訪れる度に、その風景を変化させるといわれます。実際、私が滞在していたほんの少しの時間の間にも不思議なほど変化しました。画像では分かりにくいでしょうが、その変化が見てとれます。
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どうですか?ちがい、わかっていただけたでしょうか。すい込まれそうな窓の外の世界、静けさのなかに聞こえるのは風と鳥のさえずりだけ・・・。動画あり⇒
『雲龍院の庭園』
「悟りの間」以外にも雪見障子の四角いガラスから4枚の違った絵(景色)を眺めることができる「れんげの間」、庭園の持つ「気」を一番大きく感じられる「大輪の間」があり、写経をしなくても拝観だけでも十分たのしめる所です。特に庭園の気と宇宙をかんじることのできる石(土踏まずをのせるこぶし大の石が椅子の前に並んでいる)がある「大輪の間」では、石に足を乗せて瞑想すると、おどろくほど心を落ち着かせ、爽やかな感じになるのでした。今はただ都会の喧騒を忘れ、スマホをマナーモードに切り替えたら、しまうとしましょう♪
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『心願成就の効果』
写経をすることにより我々のような普通の人間でも功徳(善行)をつむこととなり、ご利益を得られるといわれます。
しかし、邪な心を持つ者は、写経をしようにも仏さまが遠ざけてできないとか書いている方がいました。けれど私はそうは思いません。どんな人でも写経をすることにより心を静め、なにかを得られると思います。なのでもっとたくさんの人が挑戦すればいいなと思います。仏さまもたくさんの方が来られるのを優しいお心で待っておられると思います。
京都のお寺で撮影するならこのカメラがお薦め
京都や奈良のお寺や神社での撮影は禁止のところが多いと思います。物理的に損耗することが理由になることもあれば、宗教的な理由によるところもあります。貴重な文化財を見せていただくために必要なことなので、やもえないと思います。
しかし、近頃では紅葉などの時期の混雑時の事故などを憂慮して一律撮影禁止になってしまったところもあるようです。
たくさんの観光客に来ていただきたいけれど事故やモラル違反は困る、と関係者側も苦渋の判断のようです。
たしかに近頃は、平日も混雑が激しく、フルキットの一眼レフカメラを持っての寺社仏閣巡りは苦しくなってきました。
周りの人に迷惑を書けない為にもそろそろ、コンパクトなミラーレス一眼にした方が気持ちよく写真が撮れそうな気がします。
今ねらってるのは『一眼レフにまよったらお薦めはコレ』でも書いたFUJIFILMのX-Pro2です。機体の詳細は記事を見てもらうとして、何よりいいのは、持ち歩いた時の疲れは半減するだろうと言う事。さらに観光中にいつでも撮影しやすい。京都や奈良に行くならこんなカメラを持って観光したいものです。
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